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by Mariko Nishida

 

「エイジングを楽しもう」


 今このコラムを読んで頂いているみなさんの年齢を私は知りません。だから、もしかしてとても失礼な提案かもしれませんが、あえて言わせて下さい。            

「いたずらに若さを求めることから、もう卒業しませんか?」と。


 よく言われることですが、私たち女性はいくつかの年齢を持っています。一つ目は戸籍年齢、二つ目は精神年齢、そして三つ目に見た目年齢。それに加えてキャリア年齢というものが存在することを最近発見しました。私たちは人の年齢を外見にその方の経験(キャリア)を加えて想定する傾向にあります。職業柄女性の年齢当てには自信があったのですが、先日不覚にも10歳近く若い方に「わたしと同じ年ぐらい?」と言ってしまう大失態を!彼女は笑って許してくれましたが、テキパキとした仕事ぶりに慣れた対応は、すっかり見た目年齢を超えてしまっていたと言うことになりますね。


 さて、この四つの年齢のうち、みなさんがひたすら若さを求めているのは、もちろん「見た目年齢」でしょう。でも単に「若い」と言うことだけに大人のあなたは本当に満足していますか?

確かに年齢が若いと言うことは、当然お肌はみずみずしくハリもあり、スタイル良く流行のファッションを着こなしているというイメージがあります。また社会的にも女性の若さをもてはやす風潮が日本には色濃く存在しており、ますます若さ絶対主義の考えが後押しされているのかもしれませんね。でも考えてもみてください。若さのみを自分のセールスポイントと主張出来る時期はすべての人に平等に与えられると同時に期限も切られています。有効期限の長さに多少個人差はあるものの、エイジングはすべての人にやってくる、避けて通れない道なのです。


 そう、「若さ」のあとにやって来る努力次第で美しさがますます開花してくる時期こそが、本当の大人の美しさの始まりではないでしょうか。自分に今起こっているエイジングに気づき、静かに受け入れ、そしてどう対処していくか考え、実行。年齢を重ねることを憂うのではなく、若さにしがみつくのでもない。自分の中の「美しさ」をいかに引き出すことができるがが、大人のあなたの腕の見せ所です。ぜひエイジング(日本語で言うと老化!)を楽しむぐらいの気持ちをもちつつ、ささやかな抵抗をし続けてくださいね。前向きな気持ちには必ず良い結果が伴いますから。


 以前読んだ書の中に、女性が求めるべきものとして、「20代は美しさ・30代は強さ・40代は賢さ・50代は豊かさ・60代は健やかさ」と言うくだりがあり、わたしはこの言葉がとても気に入っています。今月半ばには私もいよいよ30代大詰め。「強さ」が身に付いているかな…と、自問自答。家族からは十分と、答えが返って来そうですが!

tomato 9月号掲載)

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